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「できないです」とは言いたくない

08.

諸星 厚希

VFXコンポジター 2016年入社

私の仕事

僕の仕事であるVFXコンポジターは、CGや実写の映像素材を組み合わせ、エフェクトを足し込む事により、映像の完成イメージをつくりあげるポジションです。具体的には、視覚効果の監督的立場であるスーパーバイザーと話をしながらNUKE等を使用してグリーンバック等で撮影された映像素材を実写やCGと合成したり、その下地づくりとなるワイヤーやマーカーといった映像に必要のないものの消し込み、爆発や炎、煙からシーンを幻想的に見せるような効果まで様々なエフェクトの足し込みを行い、映像を仕上げていきます。

印象に残っていること

プレッシャー=期待ある映画で銃撃シーンのカットを担当した時のことが印象的でした。担当するときスーパーバイザーからは「完成したら見せて」と一言。スーパーバイザーは進捗状況に応じてチェックを行い、修正を重ねて映像を仕上げていくのが通常です。プレッシャーはかなりありましたね。でも、同時に期待されているんだなと。確実にOKが取れるようにと画面構成を考え抜き、結果は修正なしでOKをもらいました。実は僕、映画の銃撃シーンが大好きなんです。スーパーバイザーや上司はチームのみんなの得意な分野や好みを分かって仕事をくれているのだなと感じました。

向き合っていること

「できないです」とは言いたくない学生時代の作品制作は自分の満足度が尺度だったので、作品制作は自分が満足するまでやり、満足できるものを作る為の時間がなければ断っていました。でも今はプロの現場にいる。時間的な制約があるなかで相手を満足させること、そしてその中で自分の理想のショットを追求する事がプロだと思っています。だからできないですとは言いたくない。それには2Dソフトのスキルを磨く事はもちろん、コンポジターの枠から飛び出すかもしれませんが、枠にはとらわれずに3Dソフトも学んでいきたいと思っています。

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